昨晩、残業が終わって根城についてテレビをつけたのが午後10時15分頃でした。
すでに放送は進んでいたのですが、
ん、このナレーションのトーンはNHK・茂木健一郎の「仕事の流儀」じゃないか。なんかまた病院が映っているが、今度は大腸ガン治療の内視鏡医に続く何なんだんべ?
と思って見ていたら、ホスピスのガン医療専門看護師さんが主人公で、ついでに画面に
この放送は2008年6月に放送されたものの再放送です
のテロップが。どれどれと新聞のテレビ欄を見ると、「アンコール放送」とありました。
ふ〜ん、中途だけど評判良かったのなら見てみましょ、と見続けることにしましたとさ。
この番組というかNHKの流儀らしく、仕事の職種だけでどこの組織の所属かナレーションしないしテロップにも入れないので、初めはどこの病院の人だろうと思って見ていたら、建物の映像に
淀川キリスト教病院
と映しだされて
あぁ、確か関西だけじゃなく全国的にも老舗になるくらいのホスピスだったかなぁ
と、父の入院の時に調べた知識が思い起こされました。
主人公の看護師さんはとても優しく感受性の豊かな方で、スタジオでのインタビューの後、ある患者さんの入院から死に至る直前までが番組後半のルポルタージュに。ホスピスに親を入れた身としては、いちいち
うん、そうだそうだ。
と頷いたりホロリとさせられること仕切り。
ただ、やはり放送時間じゃ納まりきらない経験を、患者の家族の側ではあるけど当事者として過ごした身からすると、再確認はあっても新発見は無し。そんな自分の見方とは別に、アンコール放送がされるに至る反響の大きさを考えると、やはりこの看護師さんの人柄だけでなく、ホスピスという場所で看護する側される側にどのような時間が流れていくのかを改めて知りたいという気持ちが働いた方が多かったのかなぁと想像してしまいます。
このブログにも、最後はホスピスのお世話になって胃ガンで逝った親の看取りの18回の日記を5〜6月に載せているのですが、「ホスピス」と病院名その他のキーワードを加えて訪問して下さるかたがまだまだいます。
ブログ全体でも患者さん側から発信のものも多いですが、全国的にはホスピスの病床数が少ないだけに、ネットが身近でない高齢者の方には体験を見聞きできるテレビ番組はよい機会だったのでしょう。
逝き方には決まりはありませんが、父より先に大腸ガンで逝った姉が、亡くなる数日前にホスピスの病床で
ここだとさぁ、明日も痛くないって思えるのって、何よりだよね。
と言ったことが思い出されます。
痛み止めでのコントロールによる、患者の安楽な日常の回復が、本人にとって死への歩みを少なからず忘れさせてくれることを多くの人々が理解してくれたらいいな、と思いながら就寝しました。おしまい。
- 2008/10/01(水) 08:52:03|
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